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お金の話

仮想通貨に火葬された話

2020年11月3日

どうも、さんぱっちです。

2020年10月、ビットコインがとても値上がりしているのをみて数年前に仮想通貨に焼かれた時のことをふと思い出しました。

今は暗号資産と呼ぶべきなんででしょうかね……まぁでも私にとっては仮想通貨が馴染み深いので、そう呼ばせて頂きます。

今日は過去の失敗で得た教訓について、改めて考えてみようと思います。

2017年、時はまさに仮想通貨時代!

さて皆さんの記憶にも新しいことと思いますビットコインこと仮想通貨。

世間で大きく取り上げられ、騒がれ始めたであろう2017年の秋口~2018年初頭の過熱感はそれはもう凄かった。

株式投資?これからの時代はビットコインっしょ!みたいな雰囲気でしたね。

猫も杓子もビットコインだったその頃、なんとなく世間の潮流に乗っかった私も当然と言わんばかりに仮想通貨に手を出すことにしました。

ネットの海を漂いながらビットコインを買うべきかイーサリアムか、リップルか、ネムかなのか。

いや、中国の取引所を使ってトロンを買うのが期待できそうだなどの当時ブーム(?)だった「億り人」を夢見て情報に踊らされておりました。

ちなみに当時の私は

投資なんて一度もしたこともなければ考えたこともない男

そう、その行く末がどうなるかは推して知るべし。

2017年11月上旬、満を持して口座開設

まぁまず口座がないと始まらないよねということで、手始めに私は当時なんか良いと言われていたコインチェックにて口座を開設。

「よく分からないけどとりあえず5万くらいなんか買ってみよう」

と並んでいる銘柄を確認していくことにしました。

相も変わらず金融リテラシーが皆無な私。

一通りの仮想通貨に関してネットでググってみたものの、「だから何だ?
」みたいな感想しか出てきませんでした。

結局何がいいのかよくわからなかった私は「ビットコインやイーサリアムはもうかなり高いし少しだけ買ってどうすんだよ」という気持ちと、「もしかしたらまだ値段が低いから超上がるかもしれないし数もたくさん買えるじゃん」くらいのしょうもない理由で

リップル、ネム

この二つを×100ずつ買ってみることにしました。

買い付けた値段は確か220円台と170円台だったかな……今にして思えば完全な高値掴みですお疲れさまでした。

「仮想通貨って買ったら気絶しておけば良いんだろ?じゃああとは放っておくわ」

ネットに書いてあることをそのまま鵜吞みにした私はそのくらいの軽い気持ちであとは放置……しておこうと思ったのですが、

これがなかなか出来ないんです!

ことあるごとにアプリを開いて確認しては下がった、上がったに一喜一憂していた気がします。

幸いなことに売買を繰り返したり買い増したりすることもなかったのですが、何も分からないのにチャートを眺めるという非常に無駄なことに時間を割いていた気がします。

2018年1月下旬、意気消沈で相場退場

年が明け2018年

流石に以前ほどチャートを眺めることはなくなりましたが、相変わらず仮想通貨に夢見る私は日々期待に胸を膨らませ気分よく生活をしておりました。

そういえば年末辺りからついにはテレビCMでもビットコインやろうぜ的なものが何度も垂れ流されるようになっていて過熱感はピークに到達していた気がしますね……。

そんなある日、友人から唐突に衝撃的なLINEが送られてきます。

コインチェックでネムコインが流出して取引できない!

いやぁ衝撃でしたよね、コレ。

「え、どういうこと?!……マジだ!?ってかマジかよ!」

次から次へと慌てふためく私、それも当然でしょう……だって

取引が出来ないだけではなく仮想通貨全体が信じられない勢いで暴落していってるんですから……。

ナイアガラの如く下がっているのに売ることさえできない状況にめちゃくちゃストレスを感じて絶望していた気がします。

もうどうしようもない状況に見舞われてしまった私でしたが一発逆転、起死回生(?)の発想が脳内を駆け巡りました。

「いや、これは向こうがやらかしてんだから元の分保障してくれるに決まってるだろ」

THE無知

そんな風に思い直して若干不安を抱えつつもコインチェック側の動向を見守ることにしました。

それから数日後……

紆余曲折はありましたがさぁ満を持して返ってくることになりました、ネムコイン×100の価格である

8800円が!!!

戻ってきたのは「NEM数 × 停止期間中加重平均レート (約88円)」の現金です。

当然納得がいかない私は「なんでだよ?!元の価格で保障しろよ!」とひどく頓珍漢な憤りを覚えていましたが、もちろんどうすることも出来なかったのは言うまでもありません。

まぁ約款には「取引停止前の価格を返すよ~」なんて書いてないんだから当たり前なんですけどね……。

もう超絶テンションが下がっている私は「買ったら気絶しておけばいい」なんて話はすっかり忘れている状態。

手元のリップルも投げ売りをして、原資を半分くらいに減らしわずか数か月で夢と希望の仮想通貨市場から退場したのでした。

教訓

さて、この出来事からおよそ3年、2020年に学習した私はこう思うわけです。

雰囲気で投資(投機)はしてはいけない

当たり前ですよね。私は「なんかよく分からないけど儲かりそう」と適当な考えで仮想通貨を買っておりました。

自分が買う商品のことを何も理解せず、安いという値ごろ感だけで買うというのは信じられない愚行であるということは皆さんもご存じの通りでしょう。

どんな投資だろうが投機だろうが、識者たちは必ずしっかりとした軸を持って市場に参加していますので、周りに流されて何となく買ったヤツが得できるなんてことは、余程の幸運に恵まれないと不可能です。

私のような愚か者にならないためにも、識者を見習い「何故それを買うのか」を自分の中でしっかりと考えたうえで、ちゃんと論理立てて投資は行っていきましょう。

……ちなみにもし私が今リップルとネムを所持していたらどうなっていたのか。

結果はチャートをググってみてください 笑

さんぱっち

クッ、仮想通貨半分になったわ……。

(投資ってこわい……。)

妻ちゃん

多分なんだけど妻の投資に対する不信感の強さは私のせいだと思う。

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