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お金の話

保険をまとめてやめた話

2020年11月14日

どうも、さんぱっちです。

2020年は無駄を削減、ということで保険をまるっとやめた時の話です。

元々加入していたものが

  1. 積立型の終身保険(さんぱっち&妻ちゃん) 計15,000円
  2. 医療保険(さんぱっち&妻ちゃん) 計10,000円
  3. 収入保障保険(さんぱっち) 3,500円

この3つで合計28,500円程度になります。

なんとなーく時の流れに身を任せ入ったこの3種類の保険。

識者たちの「保険を見直せ」の声に背中を押されてよくよく約款を読んで考えてみたところ

「別にいらないわ……」

という結論に辿り着きました。

ですが既婚者の私は「じゃあやーめた」と勝手にやめるわけにはいきません。

とりあえず妻にも理解してもらおうと、何の脈絡もなく聞いてみました。

さんぱっち

あのさ、保険やめてもいい?

え!なんで急に??

妻ちゃん
さんぱっち

いや、色々考えた結果何かいらないかなぁって思って。

ええ!何かあったとき心配だよ~。

妻ちゃん

そりゃ急に言われてもそうですよね!

こんな言い方で聞いたら当然のように心配されますし、そもそも妻は心配性で石橋を叩きたいタイプ。

ならば安心できるような説明が必要不可欠という事で、自分なりに論理的な説明をすべく要点をまとめることにしました。

そもそも何故保険に入ったのか?

本題に入る前に保険に入るきっかけをお話しさせて頂きます。

それは2017年の10月のことでした。

その年中にめでたく入籍を果たすことになっている私たちは、妻たっての希望である結婚式を挙げるべくとある式場に足を運びました。

そこでの大歓迎ムードに気をよくした単純な私たちはその日のうちに式場と契約、1年後(遠い)
に挙式を執り行うことに決定。

さて無事に契約締結後、今後のスケジュールを決めている最中に突如として保険屋さんが登場します。

何故?と思う気持ちもありましたが何やら式場と提携しているらしく、挙式が決まった夫婦には将来のことを見据えてライフプラン相談を受けてくれるサービスがあるとかなんとか。

無知蒙昧だった私は「へぇ~そうなんだ助かる」という感じで取り敢えず話を聞いてみることに。

懇切丁寧な説明を受け、ライフプランニングとは何ぞやということが理解できた私たちは保険屋さんの言う

「ご興味があれば、後日お二人専用のライフプランシート作って詳しくご説明しますよ」

この甘言にまんまと乗せられ承諾します。

その後彼は簡単な情報だけを収集すると、詳しくはまた次回ということで席を外し次のお客様のもとへと去って行きました。

当時の私は「あ、この人は保険を強引に勧めてくるわけじゃないから良い保険屋なんだな」とか思って安心していた気がします。

そしておおよそ1月後に件の保険屋さんはわざわざ、私たちのアクセスし易い場所を選んで場を設けてくれました……優しい!(笑)

簡単な社交辞令を済ませたのち、それでは早速とライフプランシートを片手に今後の生活についてのアドバイスをしてくれる保険屋さん。

なるほど、私たちの将来はこんな感じで進んでいくんだなと、これから先の明るい未来に思いを馳せていたところ、自然な流れで保険の勧誘(当時は勧誘だとも思っていない)が始まりました。

私自身は元々保険に入っていなかったのですが、

結婚したら保険は入るもの

という考えが至極当然のものだと思っていた私は、丁度良いじゃんと勧められた保険にそのままするすると入ることにしたのでした、と。

……。

今にして考えてみると、なかなかに良いスキームですね!!

結婚式場で夢を膨らます新婚夫婦なんて、そりゃあもうガードゆるゆるでタイミング的にも都合が良い感じでとても「良い」お客様となってくれる可能性大ですよ。

保険屋さんもそんな人たちを簡単には逃がさないぜと、入りやすい保険を提案すべく待ち構えているんですねぇ。

冒頭に書いた通りなのですが、「全然払えるわ~」みたいな絶妙な金額のものを提案をしてくれるんですわ。

とまぁ話は逸れましたが、いろんなところに保険の罠は潜んでいるということで一つ覚えておいていただければと。

以下が本題となります。

積立型生命保険をやめたい

私たちが入っていた積立型の生命保険は同じ内容のものでした。

ココがポイント

  • 死亡または高度障害状態になった時に300万円給付
  • 払い込みは60歳までで終身保障
  • 中途解約時の返戻率は50%~60%

簡単にまとめるとこんな感じです。

私と妻の掛け金を合わせると月々15,000円程度。

共働きの私達夫婦からするとまぁ、特に気になる金額でもありません。

保険屋さんには

「もしお亡くなりになってしまった時、葬儀代くらいはご用意できますよ。それに満期を迎えれば少しお金が増えて戻ってきますから、掛け金も無駄になりません。」

的なことを言われて、それもそうだなと思う気持ちで契約しました。

というかそもそも最終的に返ってくるし、もし死んだ時は300万貰えるなら別に良いじゃんみたいな。

妻ちゃん

そうだよ、どうせ戻ってくるならお得だし良いと思うな!

そう思っていた時期がありました私にも。

だがしかし、色々勉強した今となってはそうは行かない。

これって考え方を変えてみると

ココに注意

  • 毎月15,000円を60歳まで無利子で貸せば途中で亡くなった時300万(二人なら600万)円払うよ
  • 60歳まで払ってくれれば以降死ぬまでこの契約は続くし、60歳以降は解約したら貸してくれた額にほんの少しだけ色を付けてを返すよ
  • でも万が一60歳までに契約解除したら最大60%くらいしか返さないよ

こういう事ですよね?

こう言われると

「ヤダよ……」

って思いませんか?

私もどっちかと言えば借りる立場(保険会社側)で契約したいところです。

ちなみに生命保険料控除でお得になる税金は大したことないので考慮していません。

さんぱっち

まぁ積立型ってこんな感じで明らかにこっちが不利なんだけど、こう聞くと払う気なくならない?

…確かに!!じゃあ貯金しておけばいっか。

妻ちゃん

この時妻は解約返戻金が減って勿体ないと食い下がってくることはなかったのですが、世の中にはそう感じる方もいることでしょう。

そんな方には別途、こちらの記事により詳しく積立型保険に対する考え方書き殴っておりますので参考して頂ければと。

積立型保険の元本割れが気になる話

どうも、さんぱっちです。 お金の勉強をしていると識者の方々が口を揃えて保険はいら ...

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収入保障保険と医療保険をやめたい

収入保障保険と医療保険はどちらも返戻金がない保険のため、やめたいなぁと思った理由が同じになりますので一括りに書いていきます。

収入保障保険編

収入保障保険の事由はいたってシンプル。

死亡(または高度障害)、障害等級1級、要介護2以上の条件に該当すると60歳まで月々10万円が支払われる

……シンプルとは言ったもののこれを理解するには、障害等級と要介護とはなんぞやを調べる必要がありますね。

調べてみたところ、障害等級1級というものは最も重い状態でその詳細に関しては厚労省のHPに下記のようなことが書かれておりました。

ココがポイント

  1. 両眼が失明
  2. 咀嚼及び言語の機能を廃している
  3. 神経系統機能、精神に著しい障害を残し常に介護が必要
  4. 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し常に介護が必要
  5. 両上肢(両下肢)を肘(膝)関節以上で失ったもの
  6. 両上肢(両下肢)の用を全廃したもの

いやもうコレ本当に厳しい状況ですね!!

ちなみに両手の指を全部失った場合は3級らしいです……これも相当あり得ない気がする……。

さて気を取り直して、次は要介護2とは何なのかについて調べてみます。

調べていくうちに分かったのですが、こちらの方が段階が細かく分かれている様子。

先ず要支援1~2があってそのあとに要介護1~5があるようです。数字が大きくなるほど症状が重いので程度は真ん中くらいなイメージでしょうか。

要介護2の要件についてはおおよそこんな感じだよというものしか出てこなかったため、ケアマネの資格取得を目指している妻の意見も参考にしてみることにしました。

諸々踏まえた上で私なりに嚙み砕くと下記のような形になりますかね。

第二号被保険者は特定疾病(末期がんや脳梗塞など。全16種)にかかっており食事や排せつ歩行に関して部分的なサポートが必要な状態

……うーんこちらもかなり厳しい状況ですよね!

多分こ2つって壮絶な大事故に巻き込まれて後遺症が残ったみたいな状況が想定されるのではないでしょうか……「まぁあるかなぁ」とはなかなか思い難い。

さんぱっち

俺が60歳までに障害等級1級になったり要介護2以上になる状況ってありえそう?

うーん、障害等級は1級はほとんどありえないし、

60歳までに要介護2以上になるのもちょっと考えづらいかな……

若いうちは特に限定的だよね。

妻ちゃん

障害等級は上記の表を見て言わずもがなですが、要介護認定も2以上となると保険金が下りる60歳までの間ではかなりケースが限られてくる様子。

妻に聞いた感じだと65歳以下で要介護や要支援の枠組みに該当することは少なく障害等級側で認定されるとかなんとか。

そう考えると、この収入保障保険はイメージ的には死亡保障を分割で受け取ることができる保険だと思って差し支えない気はします……。それとプラスで付け加えるのなら、もの凄く運が悪い状況になって生存している場合でも貰えるといった感じでしょうかね。

ただ、もしもそのもの凄く運が悪い状況になってしまった場合でも保障内容の状態になってしまった場合は「障害基礎年金、障害厚生年金」や「介護保険」といった国からの手厚い支援があるのでやはり、なくても良さそうかなと思いました。

医療保険編

医療保険は事由がとても多いので、ポイントを抜粋します。

ココがポイント

  • 入院時日額5千円支給(妻はガンの場合は1万円)
  • 手術を受けた際5万円支給(妻が乳ガンの場合は15万円)
  • ガンになったら100万円支給
  • 先進医療が最大2,000万円まで受けられる

パッと見たところまぁまぁお手軽な、普通の保険じゃないでしょうかね。

私の保険料だけに関して言えば年間6万円を30年間、計180万円払い込むことで一生涯の保証が受けられることになります。

ただよくよく考えてみて欲しい。

そもそもそんな医療費がかかることがあるのだろうかと……。

高額療養費制度があるこの日本で、180万円以上払うケースとなると超単純なイメージ的には生涯で計20カ月くらいは入院する状況が想定されます。

※高額療養費制度とは


医療費がかかりすぎてしまった際に1カ月間(月初めから月末日まで)の医療費を大体8万円台にしてくれる超ありがたい公的な制度

この20カ月ほど入院するという状況は「絶対あるだろ」というよりは「……あるかもしれないなぁ」くらいの感覚なのではないでしょうか。

起こりうる確率がもの凄く高い訳でもないですし、その時にかかるダメージもそこまで大きくないのでしたら別の形で資産形成を行い資金を用意しておきたいところです。

例えばですが、年利3%(税引き後)で毎月5000円を30年積立で運用するとおおよそ280万円になります。

そちらの方が金額は膨らむし、自由に引き出せて使い勝手も良いならそちらなのかなぁと個人的には思います。

妻ちゃん

でもガンになった時100万円もらえるからお得?じゃないかなぁ?

そう思う方もいらっしゃると思います。

ただ、ガンになる確率って50代の人でも10年後にかかる確率が2%程度らしいんです。

そりゃそのうちなるかもしれませんが、70代とかでガンになって100万円貰って回収してもどうなのかなぁと……何があるか分からない若いうちの「増えない資金拘束」は個人的には避けておきたいというのが本音です。

メンタル的に滅茶苦茶落ち込むからせめて何か得するものがないとホンマ辛いとかなら入っても良いのかなぁとも思いますが……。

まぁ健康体の私が今考えてもきっとこの辺りの答えは分からないのでしょう。

あと医療保険にはもう一つ大きなメリット、「普通の治療だけで治らないとなった時に、先進医療が受けられる」というものがあるかと思います。

これも仰る通りではありますが、ガンになる確率自体が結構低めなのにそこから更に先進医療が必要となる可能性ってどのくらいなんですかね?

確率を出さずとも、非常に低い数値であることは容易に想像できるのではないでしょうか。

ちなみにガンになって先進医療を受けるとなった場合、一般的にどの程度の費用が掛かるのかを調べてみたところ……ざっと300万円程度になることが多いようです。

こうやっていざ金額を見てみると、比較的重めの状況を想定したとしてもしっかりと資産形成を意識しておけば払えない額ではないような気がしますよね。

これを言っても「いやもっと高い先進医療が~」とかいう風に言いたくなる方もいるかと思います。

ただ思うのですが、世の中に存在する全てのリスクに対して策を練るのは非効率であり、そんなことをしていたらお金がいくらあっても足りなくなってしまうのではないかなと……。

私としては結局のところ、この保険は確率の低いギャンブルで勝負するみたいなものだと思いました。

もしこれで入っておけば良かった事態になったとしてもまぁその時は負けたなぁと思うことにしようかと思います……。

結論 両保険をやめたい

さてこの両保険に関してですが、私の中では正直なところ「かなり限定的な状況に陥ってしまった場合にとっても役に立つ」といったイメージになりました。

それ以外の状況ではこの保険がなかったとしても、しっかりと資産を形成しておきさえすれば致命傷にはならずに済むのではないかという結論に至ったわけです。

結局のところ何故この2つの保険もやめたいのかと一言で表しますと

リスクとリターンを考えた時のバランスが悪い

これに尽きますね。

特に手痛い出費と言うわけではないのですが「この保険がなかったらホントにヤバかった」ってなることはほぼなさそうで、「まぁあるならあるでいざというとき助かるかなぁ」くらいの感覚なので、それだったらわざわざ入り続けることもないのかなと。

とは言ったもののこれはあくまで個人的な感想で、医療費や障害等級、介護認定に関する知識はその界隈で生活している人以外には正直イメージがし辛いうえに考え方は千差万別になるかと思います。

色々な条件を踏まえたうえでも人によっては「絶対に入っておきたい」という人ももちろんいるでしょうし、それを否定するつもりはないです。

積立型保険はマジでいらないと思いますが、この辺の生命保険や医療保険は個人やそれぞれの家庭の価値観に合うかどうかの問題になってくるのではないかなと思います。

さんぱっち

ということでまぁうちは別になくてもどうとでもなると思うけど、どうかな?

そうだね。どっちかが働いていれば何とかなるか~。

妻ちゃん
さんぱっち

うん。子供が生まれたりした時はまた改めて考えてみようか。

終わりに

ココがポイント

  • 積立型保険は明らかにこちらが不利
  • 収入保障保険と医療保険はコストに対するリターンを考えるとイマイチ

さてこのような結論となり保険を解約した私たちですが、これが万人にも当てはまる正解というわけではないでしょう。

私たちの場合は「共働きのうえに妻の収入が多い&安定しているため資産形成しやすい」といった家庭の事情もあるので、現時点で保険は一切必要がないといった判断となっただけです。

ここまで目を通してくださった皆さんも、ご自身の置かれている状況を考慮したうえで今の保険料の負担が大きかったり、保険内容に疑問を持っている方がいらっしゃれば一度、家族と真剣に話をしてみると良いかもしれませんね。

その時には「ネットで損するって聞いた」とか「もったいないと思うから」とか肌感覚で話をしても上手く伝わりませんし、多くの人は心配になってしまうことでしょう。

なので自分の家族を安心させてあげるためにも正しく説明してあげることが大切で、それが優しさなんだと私は思います。

自分が「やめたい」と思って解約という面倒くさい作業をやる気になったのですから、そのくらいの準備は家族のためにしてあげられますよね!

ということで一度、契約書を眺めつつこれからのために考えてみてはいかがでしょうか。

より良い選択ができるように、お互い頑張りましょうということで!

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