どうも、さんぱっちです。
つい先日「楽天経済圏」への移行手続きがすべて終了しました。
前回は下準備ということでカードや銀行口座の手配のみに留まりましたが、今回は電気など実際の生活に直接影響が出る固定費部分にもメスを入れた形となります。
軽いレポートになりますので、さらっとお読みいただければ幸いです。
前回のレポートはこちら↓です。
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楽天経済圏に移行していく話①
どうも、さんぱっちです。 支出を減らして賢く倹約を、ということを考えあれこれと調 ...
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固定費の支払先変更はとても面倒くさい
既に契約しているものを他の契約に変更するのって、すごく面倒くさいですよね。
特に今使っているものに対して大きな不満がない限り、変えれば得をすることが分かっていてもなかなか変えられない。
冷静に考えると「面倒くさい」という感情の持つパワーは凄いんだなと改めて実感します。
販売側が「一度契約させたら勝ち」だと思う心理もこうしてみるとよく分かるものです。
現状維持バイアスの効果とは恐ろしいですね……。
現状維持バイアスとは「今の状態を維持して損失を回避したい」という心理のことですね。実例は下記↓の記事にありますのでよろしければご覧ください。
しかしながらここで面倒くさがっていたら自由への道は遠のくばかり。
誰にでもできる「やるか、やらないか」で結果が変わってくる案件なのでしたら、重い腰を上げた方が長期的には得ができるというのは言うまでもありません。
一念発起して全ての移行作業に取り掛かることにしました。
①楽天モバイルの契約
1月に入りワイモバイルから楽天モバイルに変更することにしました。(楽天ポイント還元率+1倍)
1年間基本使用料無料はかなり魅力的ですよね。現状維持バイアスに抗う気にもなるというものです。
私は長いことiphone7というオーパーツを使っており、あわよくばSIMだけ変えられないかなと画策しておりました。サイズ感も丁度よく使いやすかったですし。
早速ネットで調べてみたところ、楽天回線はそもそもandroid端末向けのもので、iphoneとの互換性がイマイチなようですね。
残念ながらiphoneⅩより古い機種は互換性がないようでした。詳しくは下記のリンク(楽天モバイルの公式HP)をご確認ください。
長いこと使い慣れ親しんだiphoneシリーズ。出来ればそのまま使い続けたかったのですが……楽天回線が使用できる本体は軒並み高い。
SEの第二世代なら良いかなぁと思いましたが、それでも44,800円です。
ここで私は自問自答します。
その価格の価値を引き出すことができるのかと。
私はネットを使用する際はパソコンをメイン端末に据え置いているので、スマホはもっぱら連絡用です。
結論。ならばできるだけ安いヤツにしよう。
そこで私はおあつらえ向きと言わんばかりにデカデカと掲載されている「最大25000ポイント還元キャンペーン」の広告に飛びついてみることにしました。
もはやスマホなんて使えればなんでも良いレベルにまで開き直った私は最もお得そうな「楽天HAND」を選択。
本体価格20,000円のところ24,999ポイント還元ってどういうことだよ……。
楽天モバイルはこんな感じで必死に集客をしているため、定期的に超お得なキャンペーンをやっていますので、どうせ乗り換えるならどんどん使っていった方が良さそうですね!
申し込み自体はものの数分で終了します。私は今回、断捨離の意味も込めて新規番号取得を行いました。
そして2日後には実機が到着。スピーディーな対応ですね。
iphone7と比較してみたところ、楽天HANDの方がやや幅が狭く縦に長い感じで、女性にも持ちやすいですね。持論ですがスマホは片手で使えてナンボだと思います。
機能的な部分はiphone7を使い続けていた私には文句なしですね。じっくりとスペック比較まではしていませんが、ざっと見た感じ当然ですが楽天HANDの方が高スペックです。
楽天回線の良し悪しはまだあちこちで使っていないので何とも言えませんが、今のところ特に不満なく使えています。
総評すると私のようなスマホへの依存度が低い人にとっては何一つ問題ないといったところでしょうか。
定期的に田舎に行く人や、外でもゲームしたりする人にとっては少し使いづらいかもしれませんね。
とは言ったものの私もまだ使い始めて1週間も経っていないため、今後の無料である1年間で色々と検証してみようと思います。
②楽天ひかりへの乗り換え
これまでネットはワイモバイル+ソフトバンク光のセットで契約していたのですが、ワイモバイルを解約するにあたってセット割引のメリットが消失したため、そのままネット回線の乗り換えも断行しました。(楽天ポイント還元率+1倍)
楽天ひかりは楽天モバイルとセットで契約することで1年間基本使用料無料となるのでこのメリットもかなり大きいですね!
ネット回線の乗り換えには「事業者変更承諾番号」を入手する必要があるため、ソフトバンク光のカスタマーサポートセンターに電話する必要があるのですが、案の定ここがめんどくさい。
繋がらない電話。引き留めるためのトーク。
この二つを突破することができると、翌日にSMSで事業者変更承諾番号が送られてきます。
あとは楽天ひかりのHPで必要事項を入力し、契約締結すればそのうち勝手にネット回線を切り替えてくれるというわけです。
私は1月10日に手続きを済ませたのですが、3月1日からの開通となる旨の連絡が来ました。
意外と時間がかかりますがこればかりは仕方ない。あとは特にやることもないので、座して3月1日になるのを待つばかりの状態です。
ちなみにこのネット回線の契約なのですが、スマホと同じく2年縛りなどのケースが一般的なようです。
私は解約料として9,500円をソフトバンク光にお支払いすることになりました。
楽天ひかりのみならず契約変更する際は、1万円程度の持ち出しが発生する可能性を考えておきましょう。
③楽天でんきへの切り替え
スマホもネットも切り替えたので、そのままの流れで電気の切り替えも行いました。(楽天ポイント還元率+0.5倍)
楽天モバイルや楽天ひかりに比べると移行ボーナス(?)は弱く、楽天ポイントが契約時に3000ポイント付与。毎回の電気代200円ごとに1ポイントの付与といった形になります。
切り替え自体はとても簡単で、毎月ポストに入っている「電気料金のお知らせ」を手元に必要事項を入力していけばOK!
電力会社は色々と比較検討してみたのですが、初年度は楽天よりも安くなりそうなところが結構ありました。
お得にしたいなら何故そちらにしないのかと言われればやはり、楽天だとポイント支払いができるからですね。
わざわざポイントを電気代の支払いにあてるより別のところで使って、電気は他の安いところと契約する方が合理的であるという理屈は分かります。
ですが私は毎月の電気代をポイントで払えていることにより、固定費が下がっている感が出て蓄財へのモチベーションが上がることに期待をしてこの選択を行っているのです!笑
切り替え自体はとても早く、当月中(1月)に切り替わるとのことでした。
電力会社を切り替えたことで発生するデメリットはちょっと想像しがたいですが、何か大きなマイナス点や予想以上に電気料金がかかったりしたときはまたレポートしていきます。
④楽天証券口座の開設
私はこれまでSBI証券で積み立てNISAをやっていたのですが、2021年からは特定口座での積み立ても開始しよう思い開設。(楽天ポイント還元率+1倍)
SBI証券の特定口座で良いじゃんと思うかもしれませんが、サーバーが落ちるなど何かあった時のリスクヘッジのために証券口座を二つ開設しておいても良いんじゃないかなと思いましてね。
楽天証券はポイント還元率アップ以外に特にメリットはなさそうですした。しいて言うならポイント投資ができることでしょうかね。
口座開設自体は大した手間もなく、サクッと終わりました。
今後はこちらの口座でも資産拡大を目指し積立投資を行っていきたいと思います。
まとめ お得だけど気を付けたいポイント
やっとの思いで楽天経済圏に完全移住をするための手続きを終えることが出来ました。
結果的に私のポイント倍率は10倍になったことになります。内訳はこんな感じ。
ポイント
- 楽天会員 +1倍
- 楽天ゴールドカード +4倍
- 楽天銀行 +1倍
- 楽天市場アプリ +0.5倍
- 楽天モバイル +1倍
- 楽天ひかり +1倍
- 楽天でんき +0.5倍
- 楽天証券 +1倍
デフォルトで10%のポイント還元はかなりお得ですね!
しかも月々の固定費であるスマホ料金とネット料金が1年間は無料。
さらに電気代もポイントがあれば現金の持ち出しはなくなり実質無料。
もはやメリットしかないですね!
実際移住してみて不備がある可能性もあるので全てを楽天に任せるのはそれはそれでリスキーではありますが、たとえ損をしたとしても致命傷になることはまずないでしょう。
それならば、一度飛び込んでみた方が良いのではないでしょうか。
……と、ここまで褒めちぎっている楽天経済圏ですが一つだけ注意点があります。
いっぱいポイントつくし今後は楽天で買っていけばお得だね~!
こんな風に思っている方はちょっと待ってください!
確かにこれで楽天でポイントがつくようになりましたが、この選択はいささか早急です。
何故かってあなたが欲しいと思っている商品は楽天が一番安いとは限らないから。
皆さんはネットでの商品の値段ってどこも同じ価格に合わせてきているだろうと思っていませんか?
そんなことはないです!
商品によってはポイント還元込みでもamazonの方が全然安いみたいなケースも多々あります。(逆ももちろんあります)
何か買おうと思った時は2~3社で価格の比較をしてみることを強くお勧めします。
というのもつい先日、私は「楽天で3000円くらいする商品を買おうか迷った時にamazonでも価格チェックをしたら1800円くらいで売ってた」という状況に遭遇していますんでね……。
小さな買い物でも「合い見積もりを取る」というのはホント、大事ですよ!
……と最後はなんか楽天と関係ない話になってしまいましたが、今回のレポートはこんな感じ。
今後もお得なものがあれば積極的に検証していきますので、宜しくお願いいたします!