どうも、さんぱっちです。
ネットに疎い男性
インターネットが遅いから速くするために乗り換えた方が良いの?
ネットに疎い女性
なんか金曜日の夜はいつも遅いんだけどなんで?
ネットを使っているとこんな風に思うことってありますよね。
多くの方は何となく「別の回線に乗り換えれば速度が上がるかもしれない」と思ってしまうかもしれませんが、実はそうでもないことは決して珍しくありません。
せっかく乗り換えたのにあんまり変わらないじゃん……
このような状況を避けるためにも、本記事はネット回線の速度に関する仕組みを超初心者にも分かりやすいように難しい話は一切無視して解説いたします。
こんな人におススメ!
- 速度に関する基本的な仕組みを知りたい人
- ネットの回線を速くしたい人
- ネット回線を乗り換えようと思っている人
光回線の基本
インターネット回線は上の図のようになっています。
例えばですが「光回線」とグーグルで検索をかけたとしましょう。
光回線の情報が手に入るまでの流れは
検索の流れ
- 上りルート:PC→ルーター→光回線→プロバイダ→インターネット(情報)
- 下りルート:インターネット(情報)→プロバイダ→光回線→ルーター→PC
このような感じで既定のルートを通ってからインターネットにアクセスし情報を入手し戻ってくる形になります。
インターネットの流れをざっくり把握したい方は高速道路を使って目的地から自宅にかけてを往復するイメージを持っておくと理解しやすいかと思います!
速さに影響を及ぼすもの①回線
光回線にはざっくり分けるとフレッツ光回線(コラボ光回線を含む)と独自回線の2種類があります。
フレッツ光回線というのは「俺たち(フレッツ光)のコラボ回線のみんなはこの道を使って良いぜ!」といった感じで、フレッツ光が自社の回線を使う契約をしているプロバイダのための道を用意してくれている感じです。
独自回線と言うのはいわば専用回線、「この道は私たちしか使えないのよ」的な道を特定の回線事業者が自前みたいな感じで用意しているやつですね。
既にお察しの方も多いかと思いますが「コラボ回線のみんなが使える回線(道)はネットで検索する人が増える時間帯などで一気に混雑する」ことが予想されますよね。
図に表すとこんな感じです。
上記の図のように、同じ道を使う人が同じような時間帯に検索をすると渋滞を起こすため情報にアクセスする速度が遅くなってしまいます。
この状況を解消するためには、そもそも同じ道を使う人の数を減らすという手段が有効ですよね。
ここで登場するのが独自回線な訳です。
独自回線は1社で契約している人だけが使うのに対してフレッツ光コラボ回線は複数社で契約している人が使うかたちになります。
利用者の分母が全然違うという状況になるので、独自回線の方が速度が落ちにくいのも頷けますよね!
光回線の種類に関して、もう少し詳しく知りたい方がいらっしゃれば下記の記事を参考にしてください。
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参考【ネット回線を乗り換えたい人必見】光コラボ回線とは何なのか?【超初心者向け】
どうも、さんぱっちです。 先日ソフトバンク光から楽天ひかりに乗り換えた者です。 ...
続きを見る
速さに影響を及ぼすもの②プロバイダ
「回線が原因ってことはフレッツ光コラボ回線だと速くすることはできないの?」こういった疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
この疑問に対する回答は「プロバイダを変更することで解消されることもある」になります。
※プロバイダを変更する=同じフレッツ光コラボ回線内で乗り換えるということになります。
プロバイダは例えるのなら料金所出口に相当しますので「出口の数が多いプロバイダ(=設備が充実している)」もしくは「その料金所を使う人が少ない(=ユーザー数が少ない)」ところを選べば料金所で渋滞することを防ぐことができるというわけです!
高速道路の運転をする方なら、料金所が少ないとそこから大渋滞になることがあるというケースを容易に想像できるのではないでしょうか?
なるほど、理屈は分かったけどじゃあどこが少ないんだよ?
これ、知りたいですよね。
正直に言うと
エリアや状況によって変わってくるので一概には何とも言えません!
ということになります……申し訳ない。
何故こうなるかって、いくら設備が整っているプロバイダでもあなたが住んでいるエリアで人気があって、使っているユーザーが多くなると結局渋滞を引き起こしてしまう可能性が上がるからですね。
プロバイダ変更によって速度が改善することはもちろんあるのですがそれが必ずではない上に、最初は早かったけど年月が経って「ユーザー数の増加速度>設備投資の速度」みたいな状況になれば「なんか遅くなったな」ということも普通に起こり得てしまうのです。
なので速度が気になった光コラボ回線の方に向けて「同じフレッツ光コラボで乗り換えるならコレ!」みたいな明確な答えはないというのが現状なんですよ……。
速さに影響を及ぼすもの③周辺機器(レアケース)
ネット回線が遅いなぁと思った時にこんな風に思うことはありませんか?
良いルーターやLANケーブルに変えれば改善されるんじゃないか?
これが正解となることもたまにはあるのですが、多くの場合不正解というのが正直なところだったりします!
これまでの流れをご理解いただけた方には何となく分かるかと思いますが、ルーターと言うのはあなただけが使える料金所入り口みたいなものです。
ということはルーター(LANケーブル)側で詰まると言うことはあまり起こらないことは想像に難くないのではないでしょうか!
だってルーターを通るのはあなたが得ようと思っている情報だけなんですから、その部分を通過する情報が少ないため基本的に渋滞が起こりませんよね。
もちろん家族みんながパソコン、スマホ、ネットなどを同時に使うような場合はルーターやケーブルを良いものに変えることで改善されることはありますよ!
ただそうでなければ光回線からプロバイダまでが混んでいるのが原因というケースがほとんどになるので、自身の利用している環境を見て判断していただければ幸いです。
まとめ 正直どこが早くなるかは分からない
いかがでしたでしょうか?
インターネット回線の速度に影響するポイントが少しでもご理解いただけたら嬉しいです。
遅くなるには様々な原因があることがお分かりいただけたかとは思いますが速くしたいのなら独自回線のもの、auひかりやNURO光と言った回線を選ぶのが最も無難そうかなと言うのは何となくイメージできましたかね?
やはり回線が混雑して遅くなるケースが最も多いと思うので、その点を加味すると独自回線は強いです。
ですが、凄く極端な話をすると「この町の9割はNURO光を使っています」とかになると普通にフレッツ光の方が早くなったりするということも起こり得るので、結局のところよほどの拘りがない限り速度は重視しなくて良いんじゃないかなと個人的には思いますね……。
(もちろん、独自回線の方が光コラボ回線よりは遅くなる可能性が格段に低いのは間違いないですよ!)
ただ独自回線だと別の光コラボ回線に乗り換える際に別途工事費用が掛かってくるので、万が一独自回線がイマイチだったり光コラボ回線に乗り換えたくなった時のことを考えるとどちらも一長一短な気はしますね。
正直なところ強く速度を求めているというわけではないのでしたら、「コラボ光回線で安い(お得な)やつ」にしておけば良い気はします。
今は致命的に遅い回線って、なかなかないと思いますし。(私の周りだけですかね?)
今回の記事があなたがネット回線を選ぶ際の参考になれば幸いです。
乗り換えた後に後悔しないように、基本的なことは何となく覚えておきましょう!
ネット回線で早いとか遅いとかってホントにあるの?
うーん、正直俺にも分からん。
ネットゲームやってた時も困ったことないからなぁ。
ふーん。
私もインスタとかマンガ読んでて困ったことないかも!
(そりゃないだろう……)
自分の用途に速さがどのくらい必要か考えてみましょう!